高血圧の治療・予防サイト
高血圧の検査の様子

高血圧に関する治療・予防をご紹介します。

動脈硬化とは関連深い高血圧治療と妊娠腎症の治療

高血圧治療において重要視されるのは高血圧によって引き起こされてしまう可能性のある疾患を予防するということであり、降圧剤を用いて血圧を正常域にコントロールすることが一般的です。その際に最も注目されている疾患が動脈硬化です。動脈硬化とは動脈が肥厚してもろくなってしまう現象であり、様々な重篤な疾患のリスクとなることが知られています。高血圧と動脈硬化とは大きな関連があり、高血圧によって血管の内圧が上がった状態が続くとその力が負担となって血管が肥厚してきてしまいます。それによって血管がもろくなって動脈硬化となるというメカニズムが成立するからです。
一方、動脈硬化とは直接関連性はない高血圧に伴う疾患も数多く知られています。高血圧治療においてはそういった疾患の予防を念頭に入れていくことが重要視されますが、妊娠中のようにあまり薬剤を使えない場合の高血圧治療は難しい現状があります。
妊娠時には高血圧になりやすい人が多く、それにともなって妊娠腎症を発症する人がいます。妊娠腎症では蛋白尿を伴う高血圧となり、母体や胎児への影響を考えて治療が進められるのが一般的です。特に胎児の発育不全を招いてしまうことが多いため、健康状態の確認が頻繁に行われていきます。一般の高血圧治療に用いられる薬剤は使用できないことが多く、基本的には食事療法を行っていくことになります。妊娠腎症においては血圧管理を降圧剤によって行う場合もありますが、母体と胎児の健康が最優先されるためあまり積極的な薬剤投与が行われないことが多々あります。妊娠が終了することによって次第に回復していくことから、出産を速やかに進めるということが意識されていくことが多いのが特徴です。